2013/08/24

ファミレスに誘われるくらいのノリで東コレに呼ばれるスケートさん



どうもフカーツだよ。31才サラリーマンです。

スケートシングさんについてまた書こうと思って
ちょっと前にEvernoteに書き綴った長い文章があったので載せます。

画像多いんで。すいません。















某氏のInstagramから勝手に拝借しました。
ランウェーをスケートするスケートさん

2013.3.23


スケシンさんがランウェーをスケートする姿、見たわけじゃないけど、ここ10年の自分のファッションウォッチの中でも一番のハイライトであったし、何かの節目、変革の瞬間だと言いたくなってしまうくらいに感動的だった。僕はヒカリエにほど近いマンガ喫茶マンボーの一室でその様子をInstagramとUSTREAMで見ていた。

東京コレクションを含むファッションウィークも様々な試みがなされ、今回は古くはLOVELESS、今はContempraly Fixという、東京で最も注目されるセレクトショップを手掛ける吉井雄一らが中心となって渋谷ヒカリエで、一般客も入れるコレクション展示、ランウェーショー、音楽イベントを組み合わせたVERSUS TOKYOの二回目が催された。

スケシンことスケートシング、TOBY、H.Yutaka,による気鋭のストリートブランド、C.Eがそこで、コムデギャルソンのストリートインスパイアライン(私見)とも呼べるGanryu、吉井雄一、オオスミが手掛けるMr.Gentleman、ファッセタズムと共にショーを行った。

会場のヒカリエ7Fに着くと入場待ちの列が出来ていた。ものすごい人、というか、どこまでいっても列の最後が見えない。それも、どこにここまでのおしゃれな人間たちが住んでいたんだ?というくらい、みんな個性派、ベーシック派、様々に異常なこだわりを感じる着こなしの若者ばかり。あんなのは見たことない、スペクタクルだった。12,000人も来ていたらしい。

ちなみにこの日の渋谷は、花見を終えた酔っ払い、卒業式を終えて祝杯を上げる大学生、六本木アートナイトに向かう美術クラスタがクロスしてカオスな様相を呈していた。

エレクトロのブレイク以降VerbalとPHENOMENON、Dexpistols他が受け入れ続けてきたファッションキッズたちが徐々にオリジナリティを発露し成熟してきたシーンもここに合流しているようだったし、20年前の裏原ファッションブームから一段落した大人たちがまたもどってきていたようにも感じられた。あと、僕みたいなギークね。

最近スケシンさんと交流も深いPhingerin,Cyderhouseの面々、OTOGIBANASHI'S、VUTANT WARRIORSのやつら、ヤマズミ君とかみんな来てた。

いわゆるスエット、Tシャツ、フーディーなどグラフィック中心のベーシックなストリートファッションブランドがランウェーでコレクションをやる、つまりより大きな批評の場に進み出たということは業界に本当に大きな波を起こしている。ストリート寄りのメンズ誌はもちろん、WWDもこのイベント、また、C.Eのコレクションを大きく取り上げていた他、今月出た音楽誌エレキングでは巻頭で特集されるなど、UK GRIMEやレイブといったテーマ性、かつてmo'waxを経てXL Recordingでディジーラスカルとサインするなど音楽シーンの最前線にいた経歴を持つToby Feltwelの参加がある種そういった側面を際立たせているが、これもまた、シアタープロダクツなどレディース、コレクションブランドでは批評記事が存在するがメンズのストリートブランドでは久しく目にしない感覚だ。とかなんか知ったかぶった文になっちゃってるけど、そんな感じだと思います。

又、モデルを使わないプロジェクションマッピングでショーを行ったことも話題を呼んだ。ここ3年で定着した立体造形物に映像プロジェクションをする表現技法?だが、これがシーパンク感、インターネットっぽいデジタル画像コラージュ感覚を内包してて、とか、そのへんはエレキング読んでください。

ともかく、CEは多くの人に受け入れられ、高いプロップスを獲得し、独自のクリエーションを続けていき、新しい若いフォロワーを生んでいきそうだよね。いいね。

音楽とファッションとグラフィックアート、とか、ストリートカルチャー全体を、とかいうと単純に聞こえるけど、なんかミックスされて、全部感じられるようなブランドって、ここまで分かりやすくってのは、久々っていうか、
こうでなくっちゃ。て思ったよ。





















これがVERSUS TOKYOのフライヤーだけど、
ブランド名とDJ名がABC順で列挙されてんだよね。

おしゃれ。

あとベンツがスポンサーしてたから色々バブリーだった。






C.E SS 2013 from c.e on Vimeo.





C.Eの記事が載ったエレキング。
すごく面白いよー。
表紙の快速東京の写真は題府基之さん。







で、C.Eのショーの後、深夜に2フロアのダンスミュージックイベントが行われた。
 瀧見さん、VERVALさん。







ヒカリエ7Fの公共施設感を満喫するファッション野郎たち




ジョニーウォーカーがバンバンタダで飲めた。





小さい方のフロアはKIRIさん仕切りでREVOLVER FLAVOURという
イベント名で、PRINCE WILLIAM、TOTAL FREEDOM、SUBTRANCAという
ニューヨークのミュータントなダンス/ベースミュージックを切り開いてる人たちを呼んで
日本からは1DRINKさん。

KIRIさんは
10数年前からARATAと一緒にREVOLVERという洋服ブランドをやってて
雑誌SMARTでREVOLVER FLAVOURって連載やってて、
KIRIさんはその頃からギャングスタラップとダンスミュージック、
ARATAはエレクトロニカとか、
対照的なものを紹介していた気がする。
BRAHMANとかの日本のパンクバンドを集めて同名のイベントもやって
ビデオも出てた。
今はYESってブランドひとりでやってて、スケシンさんとバンドやったりとか。
そんなREVOLVER FLAVOURがこんなナウい感じで蘇ったのがすげーな、
って感じだった。







ともかく最近はDJ 1DRINKさんのDJが最高過ぎます。
 ナンバー1っす。












TOTALFREEDOMさん(FADE TO MIND)のかけるビートに合わせて
無双のように踊り狂う若者たちの群像











すげー面白かった。










LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL

fkirts

2 件のコメント:

  1. いつぞやかトンネルでお話しさせていただいた、 
    dublabでスタッフしている小僧です。
    初めてコメントさせて頂きます。 

    VERSUS TOKYOのレビュー楽しく読ませていただきました。 
    自分はこの日都合が悪く夜の部に行くことができなかったのですが、
    ツイートを追ってランウェーをスケートするスケシンさんの写真を見て鳥肌を立ったのを覚えています。 
    C.Eの初のショーを見逃したことは一生後悔しそうです、、 
     
    BLOG。 
    主にスケシンさん関連になってしまうのですが、
    楽しく拝見しています。 
    特に画像! サイズの大きさ助かります。 

    また更新されるのを楽しみにしています。  








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    1. あ、どうも!いつぞやの。ごぶさたしています!
      コメントありがとうございます。うれしいです。
      僕もインスタグラムとツイッターで見て鳥肌立って涙出そうになったですよ。
      更新がんばります!

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