浅野いにお 作品群

ミーハーモグリニワカ漫画愛好家なので、

ご多分に漏れず「ソラニン」から入りまして、

「おやすみプンプン」
「世界の終わりと夜明け前」
「素晴らしき世界」
「虹が原ホログラフィ」


浅野いにおさんは年齢的に１こ上と近く、
又、玉川大学。


ということは、
高校時代一緒にハンドボールで汗を流した
松橋先輩と同じ、
ひょっとしたら知り合いの可能性もあるのか、、、。



私も小田急沿線多摩川近くの大学だったので、
ソラニンなどで出てくる住宅街や川沿いなどの風景描写は
非常になつかしくてグッとなっちゃう。

そんで一人暮らし又は同棲カップルの部屋の描写が、
エレクターの棚とか、Villege　Vanguardカルチャーまんまで、
当時の友達の部屋そのままじゃんって感じで、またグッとなっちゃう。


特におやすみプンプンで描かれる自己嫌悪、
憧れ、欲望を実現できない、どうにもならない切なさ、
特に、女の子と絶対にうまくしゃべれなかったり、うまくいかない、
負け組（今は”非リア”と呼ばれる人たち）
の屈折した感情、
すぐ消えてなくなりたくなって、
楽しかった過去を懐古してばかり、、
な感じには非常に共感というか、
自分の幼少～学生時代と重ねてしまう。


そんな中で、好きな子と過ごすシーンとか
兄のかわいい恋人とやっちゃうとか
楽しい事の描写もバランスよくあるので楽しく読めます。



「浅野いにお先生は女子高生になりたい人だから、、、」
というコメントをどこかで見かけました。

うーん、なんとなくわかります。
エヴァンゲリオン原画の貞本義行も同類なかんじです。



ドラマや漫画で描かれるのとは、
また、他人や隣人が楽しそうに過ごしているのとは、
全く違った、最低な現実の青春を生きるつらさ。


自分が気持ち悪い。


漫画はほどほどにしよう。

2011/6/12
長らく「浅野にいお」だと思っていたが「浅野いにお」だったとやっと知りました。
訂正させていただきました。
「いにお」て保険証の記号からとったんですか、あはは。

浅野いにおwiki