渋谷TOWER BOOKSで開催中の
「GOD OF ZINE 陣内隆チルドレン」というコーナー企画の関連で
トークショーが行われたので行ってきた。
東京DIYカルチャーのまさに最前線を感じた。
↑ チラシ。
アーティストの加賀美健さん、Jo-gさん、
そして写真家の平野太呂さん(no12 Gallery)によるトークショー。
すごい遅刻して最後の方しか見れずでしたが面白かった!
感想の前にとりあえずZINE(ジン)について説明してみます。
↑ これがZINEです。
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ここから説明なんでZINEを知ってる人は飛ばして
90cmくらい下を見て下さい。
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諸説ありますが、もともとは英米のパンクロック音楽シーンで
バンドのファン同士が
一般音楽誌が取りあげない現場の情報を共有するために
自主的に(いわゆるDIYで)作り出した雑誌を
Fanzine(ファンジン)
と呼んだことが始まりで、
略してZine(ジン)。
素人が手作業の切り貼りで作った原稿を
白黒コピーしてホチキスで留めた簡易的なものが多い。
そこから、スケートボードから手芸まで、
マイナーなDIYカルチャーシーンで、
Zineは、情報共有の為だけでなく、
財力の無い一個人が、写真やドローイングなどの表現を
友人や廻りの人に見せる、
自己紹介コミュニケーションツール的な役割を持つようになり、
近年では、スケーターなどのマイノリティカルチャー出身の人々、
スパイク・ジョンズ、バリー・マッギー、エド・テンプルトンらが
写真、アートや映画など
さまざまなクリエイティブシーンで脚光を浴びると共に、
彼らの日常に自然と存在していたZineを
めっちゃいいよね、と言う人がでてきた。
トークショーのゲスト、フォトグラファーで
代々木八幡のno12Galleryを作った平野太呂さんもそのひとりで、
雑誌でZineとは、みたいな紹介をしたり、
自分のジンコレクションと公募したジンでZine Library
という企画展を行ったり、今のZineブームの流れを
結果的には作り出したひとりだと思います。
これ以降、有名なアーティストのジンが
結構な値段で取引されるようになったり、普通に売り物になっていく。
日本のおしゃれアート?シーンでは
Zine作りが定着し、
ちゃんとした本と違って作るのが簡単なこともあり、
アートや写真の展示のお土産の定番に。
海外ではNievesなどZine専門の出版社が出来て注目を浴び、
「リトルプレス」と呼ばれるDIY出版が完全に定着。
Zine's Mateを筆頭に、Mount Zine、Zine Picnicなどなど
リトルプレスのみの本の見本市企画もどんどん出来て、
おしゃれな女の子もガーリーなやつをどんどん作るようになって
ともかく一大ブームに。
なんかやってる人は「とりあえずZineつくろっかなー」
て(僕もつくりたいし)大抵思うようになったと思います。
ともかく手軽なのでよい。
こんな感じで背がホッチキスでとめられてます。
A4サイズを半分に折った大きさのものがかなり多いです。
最近ではホッチくるという小さいのに中を綴じれるホチキスも
売っております。
もうなんかすぐに作れそうな感じがしますよね。
これはARIマルコポウラスさんという写真家の人のZineなので
写真が載っています。
ホッチキスと爪切りと並べてみたところです。
たくさん並べるとこうなります。
100円~時にはMixCDが付いたりして1,000円とかなので
ついつい買ってしまうのでいっぱいあります。
ちなみに、80年代くらいの日本では
「ミニコミ」というこれも自費出版の情報誌を作るのが
クリエイティブ気質な若者のたしなみでしたが、
今は、やっぱり「ジン」「リトルプレス」
「セルフパブリッシング」
最低でも「フリーペーパー」
て言った方がおしゃれだなーと思います。
おしゃれ人間的には。
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説明終わり
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想像以上に説明を書くのが大変だったので今日はこのへんにします。
次回更新では本題の
ZINEの神様「陣内隆氏」に迫っていきます。
後篇につづく。
(ブログ始めて初めての前篇・後篇モノだ!)
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